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アシナガバチに刺されたときの塗り薬と、漢方鶏

こんにちは、スタッフの日野です。
毎日暑い、暑いですね…。
夏は苦手な人間としては、もうこの時期は床の上に溶けたアイスクリームのような日々です。それでも少しずつ、朝夕涼しい日も出てきてくれて…ちょっと嬉しいですね。

さて、本日は、最近松本院長がおすすめされている“外用薬(塗り薬)”について(私自身が最近蜂に刺された時に使用してみた体験談)と、 我が家の庭でこの頃はじめた“煎じがら”活用法について、書いていきたいと思います。

実は先日、アシナガバチに刺されてしまいました。

庭先にちょっと塵を捨てようと、普段すだれをかけっぱなしの掃き出し窓から外に手を出したところ、何かにガブッと噛まれたような痛みがあって、あわてて払いのけたのですが手遅れ。手の甲を4ヵ所、太ももを1ヵ所刺されてしまいました。後で庭から確認すると、ちょうどアシナガバチが巣を作りかけのところに私が手を突っ込んでしまったのでした。
とりあえず患部を洗い、虫刺されの薬をつけてみたものの…やはり翌日にはすっかり手も腫れあがってしまい、かゆみも出て来て困ったなぁ…と思っていたところ、タイミングよく職場に行く日があったので、先生に相談させていただきました。
「今ちょうどいいのがあるわよ!」と教えていただいたのが、最近クリニックに入って来た“外用薬”です。いわゆる塗り薬、あらゆるお肌のトラブルからこういうやっかいな虫刺されまで使えるということで、早速塗ってみました。
塗った感じとしては、よくある虫刺されの薬みたいなツーンとした刺激も全くなく、ぺたーっとつけたらそのうちスッと消えた、みたいなあっさりした付け心地でした。
見た目も透明ですし、臭いもなく、実にあっさりとした感じでしたが…しばらくすると腫れあがっていた手が、少しおさまってきたのが目で見てわかりました。翌日にかけて、数回塗り続けてみたところ、手の甲も太ももも、ひどい腫れがしだいにひいて、長引きそうだったかゆみもすっかりおさまってくれました。

これは助かりました~~

先生、いつも健康によいものを探してアンテナを張ってらっしゃるので、その時々でさまざまな角度からよい製品を見つけてこられて、いつもすごいなぁ~と思って拝見しているのですが、今回はちょうど困っているタイミングでピッタリのものを教えていただいたので、とても助かりました。

この季節、アウトドアも楽しみですが、やっぱり色々嫌な虫も活動的になっているので、こうした塗り薬をひとつ手元に持っておかれるのも安心ではないでしょうか。
気になられた方は、ぜひクリニックスタッフへお声掛けください。
ちなみに価格も大変かわいらしい値段なので安心です。(30ml入り180円+税)

おまけで、我が家の庭つながりの話題ですが…“煎じがら”活用法についてです。

“煎じがら”って何…?という方もおられるかと思うので、少しご説明しますと、当院でよく処方される“煎じ薬”(漢方の生薬をブレンドしたもの)を煮出したあとに出る“出がらし”のことです。
煎じ薬には、その人に合わせて何十種類もの生薬がブレンドされていますので、一日分を煎じた出がらしだけでも、実は結構なボリュームになります。(日本茶を数人分淹れた時のお茶っ葉の出がらしよりも、はるかにボリューミーです)

色々な栄養素の詰まった生薬の出がらし…何だかそのまま捨てるにはもったいない感じですよね。ということで、実はこの“煎じがら”、ちょっとひと手間ですが、おうちで薬草風呂にしたり、庭の堆肥づくりに活用すると、とてもいい栄養になってくれます。(※生薬棚のブログ参照)

特に当クリニックでは、『煎じサービス』といって患者さんの2~3週間分の煎じ薬を一気に煮出してパック詰めにするという機械も時折使っている(※本来、煎じ薬は毎日ご自宅で煎じた出来たてを飲んでいただく方が鮮度もよく、そうお勧めしているのですが、体調や旅行等でどうしても毎日煎じられないという際には、時折ご利用いただいています)ので、その際には大量の“煎じがら”がいっぺんに発生します。
この煎じがら、捨てずに使えないか…と、我が家の庭の堆肥入れで肥料にするために、このところ何度か持ち帰らせていただきました。

その結果…。

入れた途端、家で飼っているニワトリがほとんどすべて食べ尽くしてしまい、栄養たっぷりの堆肥は、いまだに出来上がっていません。(あれ…?)
というのは…我が家の庭ではニワトリやらウサギやらを飼っておりまして、彼女らがいると、野菜くずや子どもの食べ残しなど、色々食べてくれるのでいつも助かっているのですが、どうやら煎じがらも喜んで食べるんだということがわかりました。あれは、ニワトリにとっても、なかなか栄養満点の美味しいシロモノのようです…。

おかげで巷の『○○豚』『△△鶏』といったブランド肉ではありませんが、栄養満点の“漢方鶏”の卵が食べられるようになったということで、まぁこれもいいのかなと…。(※出がらしなので、何か突出した薬効によって鶏の健康に影響が出るということはないようです。)

そのうちいつの日か、いい堆肥もちゃんとできてくれるといいなぁと思います。

まだまだ暑い日も続きそうですが、漢方鶏の食欲旺盛さにあやかって、暑さに負けず元気に過ごしていきたいなと思います。
皆さま、どうぞ体調にはくれぐれもお気をつけて、よい夏をお過ごしください。

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