1. HOME
  2. ブログ
  3. 健康ブログ
  4. スタッフのブログ
  5. 第11回(最終回)ゴールドセミナーご報告

BLOG

ブログ

スタッフのブログ

第11回(最終回)ゴールドセミナーご報告

こんにちは。スタッフの牧です。

かなり間が抜けて、完全にタイミングを逸してしまいましたが、昨年12/11開催の第11回ゴールドセミナーの報告をいたします。

(これはもう時効なのだろうか…)という考えが一瞬か二瞬ほど脳裏をよぎりましたが、いえいえ最終回です。

日頃、院長からも皆さんへよくお伝えしている大切な内容でもあるので、ここは開き直ってアップしたいと思います。

 


テーマは「良質な油とストレッチ」です。

まずは、良質な油とは?

日頃、どんな油を摂っているか? …を考えてみましょう。

多種食用油に多く含まれる脂肪酸

飽和脂肪酸

肉などの動物性の脂 …例:バター、ラード、ショートニング、マーガリン、ココナッツ油etc.

・常温でかたまりやすい ⇒ とりすぎると体内でかたまり、動脈硬化の原因に

・加熱で変性しにくい

・摂取が少なすぎると栄養不足で脳出血を起こしやすくなる

 

上記の飽和脂肪酸に対して、不飽和脂肪酸があります。その不飽和の中にもおおまかに分けると、一価と多価があります。

一価不飽和脂肪酸】 二重結合が1個

*オメガ9(オレイン酸) …例:オリーブ油、キャノーラ(菜種)油、パーム油etc.

・体内でつくることができる(必須脂肪酸ではない)

・加熱強いので調理におすすめ

多価不飽和脂肪酸】 二重結合が2個以上

*オメガ3(αリノレン酸)…亜麻仁油、魚油、しそ油、えごま油etc.

*オメガ6(リノール酸)…コーン油、ひまわり(サンフラワー)油、サフラワー(紅花)油、ごま油、くるみ油、アーモンド油etc.

・体内で合成できない(必須脂肪酸)

・繊細で劣化されやすい。特にオメガ3は約5倍劣化されやすい。

 

*EPA・DHA …魚に含まれる油「魚を食べると頭が良くなる!」

冷たい水に生息する魚の油は牛や豚などの脂肪と違い、体内に入っても固まらない。脳などの神経が働く場所で沢山必要。

・EPA:血液をサラサラにする

・DHA:脳や眼の網膜や精液に含まれる脂肪酸の主要成分


 

油の働き

・細胞の膜になる(特に脳)…赤血球が流れやすくなる

・ホルモンの働きを助ける

・血圧・血糖値・コレステロール値低下、血をサラサラにする

・子宮の収縮を正常化させる

 

食事でとる脂肪酸は、その多くがそのまま脂肪に使われる

⇒すなわち、固い油ばかり摂っていると、柔らかい細胞は出来ない

避けるべき油 トランス脂肪酸

本来の油とは、例えば植物種子などを搾ったフレッシュジュース(生鮮食品)のようなものです。熱・空気・光に触れると酸化しやすく、非常にデリケートなものです。

ところがスーパー(と言ってもピンキリですが)の陳列棚に並んでいるような安価な油は、その単価を下げるためにその製造工程の中で様々なことをしています。

例えば大量の油を搾り取り、長期常温保存を可能にするために、高温加熱をしていたり、石油溶媒でもあるヘキサン溶剤で抽出したり、水素添加(触媒としてニッケル・銅など)をして、自然界にはない“トランス型”の組成に人工的に変え、安定化させています。つまりはトランス脂肪酸は人工的に作られたプラスチック化した油といえます。欧米諸国では、心血管疾患のリスクを高めるなどとして、含有量規制や表記義務化などの対象になっています。代表例としては、サラダ油・マーガリン・ショートニングなどです。

油は私たちの細胞膜、細胞をつくる際に直結しているものです。良質な油を摂ることは良い細胞が出来ることにつながりますし、逆にトランス脂肪酸をとれば前述の様なプラスチック化された油がやがて細胞となっていきます。医食同源ではないですが、良くも悪くもそれらが長年蓄積していくと…?

いわゆる良質な油…遮光していたり・低温圧搾のこだわっているものは、どうしてもお値段に比例してしまうのですが…出来るだけ良質な油をとれるように心掛けれたらいいですね。


 

セミナー内では院長よりいくつかの解決方法をお話しさせていただきましたが割愛して、こちらでは以下をご紹介いたします。

不足しがちな必須脂肪酸を補うには? Dr.Yuki’s Methodの解決策

PPBオイル  ←過去の記事です

活性型DHA  ←こちらも過去の院長の記事を貼り付けておきます

 


確かに酸化した油は臭いをかいだ瞬間、(あ……)と言いながら蓋を閉めて捨てる様に分かるものです。

以前、恐らく今考えたら酸化しきった油だったのですが、まぁ少々のことなら大丈夫だろうと食べ、軽く蕁麻疹が出たり、後でおぇっと胃もたれをしてみたり、(なるほど、これは本当に身体に良くない)と感じたことがあります。例えば天ぷら屋さんといっても、使った油をこまめに新しいものに交換していらっしゃるところと、ずっと同じものを使いまわしているのでは?と思うところと食べた時の感じもお値段も違います。昔、昔、私の小学校の頃の給食に出てきた様なマーガリンも、今思い返すと不自然で人工的な油だったなと思います。


 

ストレッチ ~ 姿勢の歪みをとる(姿勢を正して病気を防ぐ) ~   は駆け足で…。

運動・姿勢の大切さ

姿勢の歪みをとり、姿勢を正して病気を防ぐ。

筋肉がつくと血糖が上がりにくくなったり様々なところに影響

姿勢はとても大切

すっきりした良い姿勢 ⇒ 見た目の若さ・美しさだけでなく、健康に大きく関わる

姿勢の歪みやクセが引き起こす問題

* 内臓を圧迫 臓器の働きも悪くなる

* 猫背:首が前に出た姿勢

リンパの流れも悪くし、耳の不調、めまい、甲状腺の不調、乳がんなどの原因に

* 体幹力がないと…

関節にも負荷となり、腰・膝・股関節がやられる原因に

* 反り腰 腰と首に負担がかかってしまう

 

※院長が以前書いたストレッチについての記事もありましたので、こちらにもリンクを貼り付けておきます!

 


 

既にご存知の方も多いかもしれませんが、おさらいと言う感じで読み流していただければ幸いです。今回も大盛りの文量になってしまいました。長文ですがお付き合いくださり、ありがとうございます。

今はちょうど冬から春への移行期、二十四節気でいう啓蟄(けいちつ)です。東大寺では修二会(しゅにえ)「お水取り」が執り行われ、このお水取りが終わると本格的な春が到来すると言われています。

そんな季節の変わり目ですので、引き続き、体調など崩さないように健やかにお過ごしください。

関連記事

ブログカテゴリ一覧

Blog

松本有記クリニック