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コロナウイルス、そんなに恐れる必要があるの?

2週続けて仕事で東京、埼玉に行ってきました。

東京の中心とも言える東京駅、そこに隣接している大丸百貨店の上の階にあるレストラン街、いつもは混んでいて店の前の通路に並んで順番を待つのが普通だったのに空いていること! 本当にガラーンとしています。信じられない!

ホテルのロビーもガラガラ。えっこんなに人がいない!新幹線もいつもならビジネスマンでいっぱいの時間帯にガラガラ。羽田空港もあんなに空いている。日本大丈夫?と本当に心配してしまいます。

 

感染者が増えることは危険なの?

どうしてこんなにコロナを恐れるのかよく分かりません。

実際周りは誰も発症していません。ここで大切なポイントは感染と発症は違うということ。感染しているということは、鼻やのどの粘膜に菌がいる、ということです。

でも無症状というのは菌がいても菌に負けていない、問題ない、ということです。医学的用語で不顕性感染といいます。「菌には感染したけれど症状としては出ていない」身体は抗体もできるし、コロナウイルスにかかる心配もなくなる…それなのにどうしてそんなに恐れるのかよく分かりません。

コロナの毒性は弱い

私は以前より、コロナは毒性が低いのでは…?と思っていました。例えばインフルエンザは毒性がキツく、そのため鼻汁や咳、筋肉痛、発熱等の激しい症状が出ます。

先日テレビで国際医療福祉大学の高橋泰教授が、データに基づきながらコロナに関する話をしていました。それによるとコロナは毒性が弱く、伝染力も強くないため、罹っても多くの場合無症状か風邪症状程度で終わるそうです。

実際国民の少なくとも30%程度(30~45%)はすでに新型コロナの暴露を経験していて、そのうちの98%が無症状もしくは風邪の症状程度で、自発免疫で対処できるので、抗体ができる前に治り、抗体検査をしても反応が出にくくなっているのです。

それにひきかえインフルエンザは毒性が強いため、自己免疫(警察官レベル)だけでなく獲得免疫(軍隊出動レベル)が発動し抗体ができるため、抗体検査が100%陽性になります。PCR検査陽性は人にうつす心配のない不活ウイルス(ウイルスの死骸)でも陽性になりますし、PCR検査陽性で「感染している!」と世間が騒いでいることは、「身体が菌に負けている」ということではないのです。

実際、感染しているといわれている人の大半は無症状なのです。ですから怖がる必要はないのです。

私たちは何かで亡くなります。実際インフルエンザで毎年3千人から1万人亡くなっています。でもこんなに騒がないし恐れていないですよね。たまに臨床していてインフルエンザの菌が本当にキツイと思うことがあります。この春に何度かひょっとしてコロナに感染してるかも、と怪しい人達が何人かいましたが、症状は大してきつくありませんでした。たぶん問題になるのは、基礎疾患などがあって免疫の弱っている人達でしょう。

1月におもちを喉に詰まらせて1,500人くらい亡くなっています。でも「おもちを食べるな」とは言わないですよね。

コロナで亡くなった方たちは、ダイヤモンドプリンセス号も含めて、日本全国で1,000人少し。6月21日から7月20日までの1か月で亡くなったのは27人。たとえ皆が感染しても、ワクチンをしなくても、ほとんどの人がどうもなければ、コロナウイルスを特別視する必要はありません。むやみに不安になる必要はないのです。それなのに、どうしてこれほど騒ぐのかやはり分かりません。

それよりこんなことをしていては経済の流れがどんどん悪くなってしまいます。この夏を乗り切れなかったら、秋には倒産が増えると言われています。観光業、文化、芸術、エンターテインメントなど、直接生活していく上で支障のない業種がまず痛手を受けますが、一度壊れると再生するのは至難の業。やがて経済が停滞し社会が貧しくなり管理社会になっていく…それの方がはるかに怖い事ではないでしょうか?ある人が「みんな集団催眠にかかっているみたいだ」と言っていましたが、本当にそんな感じに見えます。

怖がらず毎日楽しく過ごしましょう

もっと自分に自信をもって、自分を信じて、そんなに怖がらず楽しく毎日を暮らすことが特にこれからの時代大切だと思います。

でもそのためには普段から自分の健康管理が大切。

  • 睡眠
  • バランスの良い食事
  • 入浴
  • 適度な運動、ストレッチ etc

健康は1日にしてならず」です。

普段からの心掛けが大切。

『自分のカラダさん』に優しくしてあげてください。(身体はとても正直です。やったらやっただけのことがあります)

そのノウハウはこれからも発信し続けていきたいと思っていますので、参考になさってください。


著者紹介

松本有記(まつもと ゆき)
松本 有記
(まつもと ゆき)

松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長
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