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ウイルスと新時代の医療②ウイルスと波動

ウイルスと気
ウイルスと気

 

ウイルスの「気」

元々西洋には「気」の概念がなく、西洋医学も当然「気」を考慮に入れていない医療をしています。でもこの目には見えないけれど明らかに存在する「気」を無視して人間の身体を診る。というのがそもそも片手落ちだと思うのです。

ウイルスを波動として捉えた場合、その人のもつ波動と何らかの形で共調をおこす事が、ウイルスが体内に入ってくる必要条件だと考えられます。漢方を飲むことで共調させなくしているのではないかと考えています。

当然恐怖心や不安はウイルスをひきよせる、つまり共調させる一因になるでしょう。また淀んだ空気もよくないので換気をするのも大切でしょう。実際基礎疾患(病気)のある人はエネルギーが落ちているので、その人のエネルギーもウイルスと共調しやすくなるのでしょう。

私が実践した漢方の取り入れ方

私は新型コロナウイルスが騒ぎ出された頃から、実はこの独特の波動に気付いていました。特に人の集まっている所に行くと頭がキューッと緊張したようになることが度々起こるようになりました。その症状が悪化しないようにと、合いそうな漢方を自分で選んで組み合わせて飲んでいました。するとしばらくするとスーッとよくなっていくのです。ある時期は頻繁にその波動を感じていたのでランチに外出する度に飲んでいました。

今まで経験した風邪を引く時の予感とは違っていたので、これはコロナウイルス特有の波動かもしれないと思うようになったのです。

人込みの中

 

「ひょっとしてこの漢方は他の人にも効くかもしれない」と思い、周りの人達にも勧めるようになりました。すると皆さんよく効くといってどんどんクリニックに取りに来るようになりました。

この頭にキューッとくる感じは、緊急事態宣言が出て街の中の人達がぐっと減ると、随分しなくなりました。(皆がその波動を持っているわけではないと思うのですが、たまにもっている人がいると私の身体が反応するようです…)頭はウイルスをキャッチしていなくても、身体はウイルスの存在を感じ取り頭が緊張することで自覚するのです。

私が飲んでいるのは辛温解表剤(しんおんげひょうざい)を主としたもので(葛根湯などに含まれる麻黄は癖があるので、使う時は少量にしないといけません)具体的には清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)や川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)、荊防敗毒散(けいぼうはいどくさん)などを組み合わせて使っています。(健康保険に無いものが多いです。)

今のところ患者さんも周りの人達もこの漢方を飲んでうまく行っているようです。ウイルスは入口で止めることが大切。中に入って増殖するとこんな簡単な漢方では十分ではなくなります。ただそんな時には煎じ薬にすると良く効きますが…また、最近クリニックで始めたリセル注射(グルタチオンなどの抗酸化剤)もとても良く効いています。

心 魂 波動

 

今私たちが気を付けるべきこと

ただこれから気温が上がってくるとウイルスのエネルギーも変わるので漢方の種類を変えていかないとだめかもしれません。ですから手洗い、アルコール消毒等がコロナを防ぐ鍵ではなく(実際やりすぎると手荒れを引き起こし、皮膚の防衛が弱くなり、そこから菌が入ってくるのでやり過ぎは要注意です。)

自分の常在菌を充実させることも大切です。そのためにお腹の調子を良くし、腸内細菌の多様性を増やすこと(当院で勧めているのはペースト状で沢山の良質な菌を取れる「オクザイム」です。)皮膚を保湿して乾燥させないことも大切です。自分の常在菌がしっかりしていると、外から来る病原菌が入りにくくなります。

これらの心がけで自分自身の波動を変える工夫をしていく事が重要だと思うのです。

 

そろそろ医学も人間を物質として捉えることをやめ、もっと様々な要素からなりたっていると理解の域を広げ、三次元に固執した医療ではなく次元を上げて診ていく医療に変えていく時に来ているのではないでしょうか?

人を肉体として診るだけではなく、心や魂も視野に入れて診ていく医療。すなわちこれが次元を上げる医療だと思うのです。

 


著者紹介

松本有記(まつもと ゆき)
松本 有記
(まつもと ゆき)

松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長
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