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松本有記の日常

自分の人生を振り返ってみて想うこと

夏が大好きな私は、秋の気配が感じられるようになると淋しくなります。

このままずっと夏でいてほしい・・・

暑くてもクーラーをつけておくとそれなりに快適です。

フローリングの上を裸足で歩くと気持ちいいし、その辺に寝転んでウトウトしてもいいし、服もとても簡単、この解放感が私はとても好きです。

もともと、なぜ…?

どうして…?

と追及して、物事の奥にある真理を見出すのがとても好きな私ですが、最近ハマっているテーマがあります。

それは、『目の前の現実を作っているのは実は自分の意識』だということです。

ずーっと引き寄せ理論とかで言われてきましたが、いまいち腑におちませんでした。

最近ようやく、従来のニュートン力学では私たちの身の回りにある物理法則が通用せず、量子力学という法則が働いているといわれるようになってきました。

全ての物質はミクロ的にみると、

 分子 → 原子 → 素粒子

からできています。

実はあらゆる物質のもとが量子で、その量子はエネルギー状態(すなわち波動)ですが、そこに意識が介在すると物質化することが分かってきています。

■量子は波(エネルギー)であり、粒(物質)である

よく言われているように、『この現実』を作っているのは『自分の意識』なのです。

全てのベースに意識ありきなのです。

意識といっても個人の顕在意識と潜在意識(大半を占める)があり、また集合意識も加味されてきます。

実は意識もエネルギーなのです。

『思う』は『想い』で創造する力があります。

また時間は過去から現在、未来と直線的につながっていると思われがちですが、実はアニメと一緒で瞬間瞬間の連続で、たえずチョイスしており、今ここに全てあるそうです。

そう考えると、私の場合とても納得できるのです。

 

子どもの頃の私は現在の私からは想像できないほど、かけ離れたところにいました。

私の母親は今でいうところの、私達姉妹に対し“ネグレクト”で本当に徹底してほったらかしでした。

全く私達をみていなかったと思います。

なので母が提供する世界は私にはそぐわないもので、周りにいる人達も同様で私にとっては異質でした。

その頃は自分というものがクリアーに分かっていなかったし、自信もなかったので、うまくいかなくても何をどうするというレベルではなく、何もかも、今から思うと負のサイクルにどっぷり浸かっていました。

ここまでこられたのは折にふれ、人生の分岐点ともいえる選択ポイントで(今思うとポイントとなる転換期に啓示ともいえる強烈な力が働いて)私だけでは決して選択しないような道を選択してきたことが何回かありました。

常識ではありえない発想、しかも大変そうな道を選んでこれたのは私の顕在意識ではなく、魂が生まれた時から決まっていた人生のブループリント(青写真)を知っていたから同意したのでしょう。

 

このように何十年間にわたり「やって、やり続けて…」「変えて、変え続けて…」を繰り返し、ようやく自分の納得のできる環境が整ってきました。(気がつくと60歳を超えていましたが…)

 

実は時々、『あの若い時の私は今日の私を既に知っていたのでは』と思うことがあります。

やはり運命がある程度決まっていて実は未来が先にあり、私はそこに向かって生きてきたのでは、と最近思うことがあります。

誰にも言われずとも内側から湧き出てくる「こうしたい」という想い、またこの世に生まれて何をやりたいかという意志、これらは実は私の魂に最初から存在していたのだと…。

 

有名な芸術家の言葉に、

「想いは必ず実現する。ただ時と手段を経なくてはいけないが…」

とあり、私も確かにそう思います。

 

最初に想いありきですね。

自分の魂の声に耳を傾けて、本来の自分の人生を生きたいものですね。


著者紹介

松本有記(まつもと ゆき)
松本 有記
(まつもと ゆき)

松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長
 

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