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松本有記の日常

家のリフォームから考える人との繋がり


クレマチス(テッセン)、牡丹など庭は花ざかりの時期です。

私は自分の家が好きで家に居るとホッとするのですが、以前から何とかしたいと思っていたテラスのリフォームをようやくはじめました。

去年から打ち合わせをして当初はテラスを拡張し、サンルームを造って…と思い切り夢を描いていたのですが、見積書をみてビックリ!!

当初「これくらいかな」と思っていた額よりずっと高かったので(1階だともっと簡単で費用もそんなにかからないそうですが2階は土台から造らないといけないので大変だそうです)いろんなことを諦めてました。

結局、部屋で座って景色を眺める際に遮っていた格子状の柵を取っ払い、それをガラスに替えてスッキリさせることにしました。

またひび割れめくれていた床のタイルを取り除き、代わりに長尺シート(ビニールシートのようなもの)を敷くというシンプルなものにしました(屋根もマッチするものに取り替えますが…)

それで費用はだいぶ落とせたのですが、これから先、生きるであろう歳月で割ると、年間にかかる費用は意外とバカになりませんね…。

でも快適な家の環境をゲットするのは私にとって大切なので、まぁいいかとOKを出して、スタートしました。

プランニングの方と、その方指定の工務店の一級建築士の方は、どちらもとても誠意のある方々で、良い人たちに巡り合えて良かったと安堵しております。

実際、今は職人さんたちを確保するのがとても大変だと聞いていますが、「この場所は強風が来ると危ないから」と、かなり無理をし多くの人を手配して(たくさんのトラック集合にびっくり!)一気にポイントの部分を仕上げてくれました。

 

そしてさらに、今回のリフォームで分かったことがあります。

以前から気になっていたテラスのタイルをはがしてみると、本来、下にあるはずのモルタル(セメントと砂を水でまぜたコンクリートのようなもの)が全く設置されていませんでした!

もしいきなり機械を使っていたら床に穴が空いたところだったとか…。

結局、機械は使わず一枚一枚、手作業ではがしたそうですが、

「何十年と今までやってきてこんなのは初めて見た」

「こんなことをしていたらタイルにヒビが入るのは当たり前」

「某大手メーカーがやった仕事とはとても思えない」

と言われてしまいました…。

某大手ハウスメーカーで建てた家ですが、築10年点検のときに「このタイルのヒビ割れとはがれていること」をたずねたのですが、当たり障りなく、適当な理由をもっともらしく言われただけでした。

思えばタイルのヒビ割れは築5~6年くらいの頃から起こっていたと思います。

本来やり直してもらうべきものだったみたいですが、私が明らかな施工不良と知らなかったため、今となってはtoo lateです。

設計図を出してほしいと頼んだのですが、全く電話もかかってこず、ひどい話です。

 

プロならプロフェッショナルの仕事をすべきととても腹が立ちます。

たとえそのメーカーが下請けにさせていた仕事とはいえ(実際はよく分かりませんが)そのメーカーで仕事を請け負った以上、きちんと管理する責任があります。だいたい「~士(師)」とつく専門家(例えば医師、弁護士…)は素人の方相手の仕事なので、専門用語を並べたらもっともらしく聞こえて相手からは真偽をチェックする方法がなく、その人の言うことを信じるしか方法がありません。そのアドバンテージを利用し、本気で仕事にとりかからず、適当にしようと思うとできてしまうので、私はよくそういう方々と接する機会があり、その度に自分で自分を律していくべきだと思っていたものでした。

職業柄、つい医療のことをみてしまうのですが「ひどい…!」と思うこともよくありました。

もちろん誠意のある立派な方も多くいらっしゃるのですが、一般の方から見るとその辺りは分かりにくいものです。

「どんなドクターと縁ができるかもその人のもつ運のうち」と研修医時代、上の先生が言っていたのを思い出します。

うーん、この世はこんな感じなのかな…?
とあまり憤慨しないようにしていますが、ずーっとみてるとたぶん医療の世界に限らず、どの分野においても、同様のことがいえるのだと思います。

 

対策は…?

ずばり良い人たちと出会える縁ができるようにすることです。

そのためには、自分のもつ波動が大切。

自分軸がずれていないこと、温かいこと、誠意があること…類友(類は友を呼ぶ)の原理が働くので、同じような波動の人たちを引き寄せるのです。

 

この世は他の人たちの助けがなくては生きていけません。

縁はお金では買えません。

良い方々との縁は宝といえると思います。

 

私も最近ふと気が付くと、周りのいろんな縁のある方々は、心温まる人たちが多いです。

そういう人たちとは信頼関係ができているので、なにかをするときもとても楽です。

昔から『遠くの親戚より近くの他人』といいますが、血の繋がりというよりも様々な人との交流を私は大切にしています。

日々折に触れ、何かあるといろんな分野で活躍している人たちや信頼できる人たちに仕事を託したり、ちょっとした会話を楽しんだり、一緒に食事をしたりして、心温まる交流を大切にしています。

そんな恵まれた人間関係のネットワークや、良い繋がりができてきた幸せを味わっています。

 


著者紹介

松本有記(まつもと ゆき)
松本 有記
(まつもと ゆき)

松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長

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