セルフケアとは?

病気になってから治すのではなく、
日頃からより健康で楽しい毎日をキープするための工夫を自分でする

―――それがセルフケアの考え方です。

セルフケアとは?

 

セルフケアのために何をすればいいの?

セルフケアのために、食事や睡眠、運動といった日頃の生活習慣をよくすることは欠かせません。

  • 食事はバランスよく、とりすぎずとらなさすぎず、添加物は避け、なるべく新鮮なものを口にし、
  • 睡眠は昼夜のメリハリある生活を心がけ、カフェインや夜の明るい照明は避け、
  • 運動はほどよく有酸素運動などを心がけ…

といった日々の工夫は、まず健康になるための大基本です。

 

自分で取り組んでもなかなかうまくいかない

ですが、中にはそうした日々の努力をやっているにもかかわらず、うまく症状がとれない、健康にならない…という人たちもいます。

私、松本有記自身もそうでした。
いくら早く寝ても、食事に気をつかっても、なかなか元気にならない…そんなケースは実際にあります。
また、現代生活は忙しく、そんなに誰もが毎日毎日健康のことにばかり気をつかって食事にそんなに時間をかけられない、というのが実情だと思います。

そうした、

  • 自分で生活習慣に気をつけてもなかなか健康が得られないという人
  • 忙しい現代人

にとっても、大いに助けとなるメソッドを私たちは用意しています。

 

ここでは基本のセルフケアのポイント、

そして手助けとなるメソッドの数々をご紹介します。

 

おすすめセルフケア 4つのポイント

栄養

睡眠

運動

心

栄養

栄養はとりすぎてもダメ、とらなさすぎてもダメ。バランスよくが大切です。
食べすぎは、体に大きな負担となります。余計な負担をなるだけかけずに、 細胞に必要な栄養を届けるには、以下の食事のとり方に気をつけましょう。

~食事のとり方の注意点~

1. 良質の食材をとる
加工品、農薬、保存料、添加物はなるべくさけましょう

2. 肉・魚・卵・動物性たんぱくはとってもいいが、とりすぎない

~食事のとり方の注意点~~食事のとり方の注意点~

3. 植物性たんぱくをとる
代表的なのは、豆腐、納豆、豆類など(米、麦にもタンパク質は含まれている)

4. 良質の油をとる
揚げ物は控え気味にして、新鮮な本来の生油をとることを生活習慣にとり入れる
〇 αリノレン酸(DHA、EPA)、リノール酸、γリノレン酸、オレイン酸など
× マーガリン、ショートニングなどトランス脂肪酸はとらない

5. 食物繊維を欠かさない
野菜、果物、海藻など。できれば無農薬、減農薬のものを

6. 甘いものを控える
甘いものというのは、砂糖のこと。穀類ではない

7. 冷たいものをとりすぎない

8. バランスを大切に
こればっかり、あればっかりとならずに、ほどよく様々なものを

9. 空腹状態に慣れる
少しくらい空腹で過ごす時間があるくらいでちょうどよい

10. アルコール、カフェイン、嗜好品をとり過ぎない(タバコもよくない)

11. 噛むときは、強く噛みすぎず、唾液とよく混ぜるようにふわふわと噛むこと

~食事のとり方の注意点~~食事のとり方の注意点~

そこで・・・

~Dr.Yuki’sMethod解決法~

腸内環境を根本からよくするメソッド

1. 消化酵素を補足する
元々おなかの弱い人やお年を召した方などは、適宜消化酵素を補うことで
⇒消化吸収が助けられ、体全体の代謝が円滑になります
2. おなかによい活きた菌をプラス
3. 腸内細菌を元気にする

お腹が整ってくると、体に害となるものを食べたいと思わなくなってきます。
(腸内細菌の善玉菌が活発になると、そのエサとなる食物繊維(野菜、果物、海藻など)が自然と欲しくなる)
食事の量も、足るを知るようになります。
(変な食欲がとれ、いやしくなくなる、暴飲暴食しなくなる)⇒血糖の安定化

睡眠

質のよい眠りは、体を回復させる最高の治療時間。
記憶力・集中力も高め、心身の疲れを回復させ、体内をリセットしてくれるのが、よい眠り。若返りホルモン(成長ホルモン)を出したり、がん細胞などを
取り除いて体を修復させているのも寝ている間です。

よい眠りのポイントは、“質×量”

いくらたくさん寝ていても、眠りの質がわるければ、疲れはとれないままになってしまいます。必要な量眠る時間は確保して、同時に眠りの質を上げるために、以下のようなポイントが大切です。

1. 夜の照明は暗めに(寝るときは暗くして)

2. 夜のカフェインを控える

3. 朝起きたら、朝日を浴びる

4. 夜眠るときには、気持ちをリラックスして、解放させる

5. 刺激性の強いテレビや本は避ける

6. 穏やかに、楽しくポジティブな気持ちで過ごす

7. 眠りのリセットタイムに、現実の悩み事を持ち込まないで、好きなことを思い浮かべて

8. ゆったりと深呼吸

よい眠りのポイントは、”質×量”よい眠りのポイントは、”質×量”

そこで・・・

~Dr.Yuki’sMethod解決法~

眠りに関してさらに詳しいお話(参考ブログリンク)

運動(姿勢)

人間も動物、すなわち本来動くことで体がスムーズにいくようになっています。
血流もよくなり、関節も柔軟に保たれ、お腹の動きもよくなります。気持ちも晴れて、代謝もよくなり、筋肉や骨がしっかりするのも、適度に体を動かしてこそです。

筋肉がつくと、血糖が上がりにくくなったり、様々なところに運動の影響は波及していきます。
姿勢もとても大切です。
すっきりよい姿勢は、見た目の若さ・美しさだけでなく、内臓圧迫・血流悪化・リンパの流れも悪くさせるなど、健康に大きく関わります。

運動運動

姿勢の歪みやクセは、以下のような問題を引き起こします。

・内臓を圧迫

・内臓を圧迫
胃腸の働き、心臓、腎臓、肝臓、肺など臓器の働きも悪くなる

猫背、首が前に出た姿勢

・猫背、首が前に出た姿勢
リンパの流れもわるくし、耳の不調、めまい、甲状腺の不調や乳がんなどの原因に

体幹力がないと

・体幹力がないと
関節にも負荷となり、ヒザ、骨盤、股関節などがやられる原因に

反り腰

・反り腰
腰と首に負担がかかってしまう

運動運動

そこで・・・

~Dr.Yuki’sMethod解決法~

よい姿勢 + 維持する筋肉をつけましょう
肋骨を前に出さず、お尻も後ろに突き出さず、体幹力でお腹を上に引き上げることが大切。
すると自然と胸が開き、肩甲骨も動きやすく。

肩、腰は左右の高さが揃う。足元は着地しっかり

肩、腰は左右の高さが揃う。
足元は着地しっかり

足の指も踏みしめて、お腹を下から上に引き上げるヒップを締めて、骨盤は前後にずらさずキープ!

足の指も踏みしめて、お腹を下から上に引き上げる
ヒップを締めて、骨盤は前後にずらさずキープ!

横から見てもまっすぐ。肩は楽に、あごはひく

横から見てもまっすぐ。肩は楽に、あごはひく

気をつけているつもりでも、自分だけでは難しい“正しい姿勢”を知って、わるい姿勢を正してから運動するようにしましょう。姿勢が歪んだまま、たくさん運動してしまうと、間違った方向に筋肉がつき、かえって歪みが強くなってしまいます。

心

実は、目の前の現実を作っているのは自分の意識です。
意識と言っても、私たちが自覚している“顕在意識”はたったの4%くらいで、
無意識下の“潜在意識”のほうが大半だとされています。

顕在意識 … 4%
潜在意識 … 90%以上 ←大切なのはこちら!

私たちの肉体も、あらゆる物質も、ごく小さな単位でとらえると、“量子”からできています。
(“量子”というのは、分子、原子、中性子、素粒子といった極めて小さな単位の物質のこと。
量子論によると、その“量子”の世界では、ニュートン力学や電磁気学といった、私たちの身の回りにある物理法則が通用せず、“量子力学”という特殊な法則が働くとされています。)

量子は、波(=エネルギー)と、粒(=物質)という二つの性質を合わせ持っていて、
波(=エネルギー)の状態のときには実態がありませんが、そこに“意識”が介入すると、粒(=物質)となって具象化してきます。

つまり、量子論からすれば、
私たちが「楽しい」「うれしい」といった意識をもっていると、そのような現実が展開してくるようになっているのです…!
逆に、「悲しい」「うまくいかない」と思っていると、そのような現実が展開します。

すなわち、意識が現象を引き寄せるのです。
言いかえれば、私たちの『現実』というのは、五感という体感を伴って脳が作り上げた“三次元ホログラフィ”なのですね…。

心心

そこで・・・

~Dr.Yuki’sMethod解決法~

“よい現実”を引き寄せるには、心のもち方がカギです。
日頃から、以下のようなポイントを意識してみましょう。

1. 本当の自分が望んでいることに素直になる
他人の評価ではなく、自分が本当に望んでいることに対して素直になりましょう。
自分の人生の主人公は自分自身なのです。他人軸をやめて、自分軸を大切にしましょう。
時に、人からはただの苦労に見えることでも、それが本当の自分の魂が望んでいる声であるならば、それに耳を傾け、自分らしい人生を選択しましょう。

2. 平素から“よい言葉”を使う

言葉は『言霊』といわれるように、言葉自体にパワーがあります。
幸せワード…「ありがとう」「うれしい」「楽しい」「幸せ」
   「すべてはうまくいっている」など

3. 体をよい状態にととのえる
心と体は、どちらも相互に作用しています。
心を晴らそうと思っていても、もし体が重くて動かないとか、痛いとか、自由にならないという状態では、なかなか心は晴れません。
逆もしかりで、体が元気でも、クヨクヨしていたり、被害者意識に苛まれたりして、ポジティブな考え方ができないと、エネルギーの無駄遣いをしてしまい、体調もダウンしてしまいます。
体をよい状態にととのえることで、心もよい方向に進みやすくなるのです。

“姿勢”からも心が変えられる!
落ち込んでいるとき…うつむきがちで、肩を落としがち
不機嫌なとき…眉間にシワ、しかめっ面になりがち

  元気、楽しいとき…胸をはって、前を向き、笑顔になっている

⇒姿勢よく、笑顔にすると、気分も明るくなって元気が出てくる!

4. ただ『今』を生きる
過去や未来に思いをはせると、その分、今を生きるエネルギーが減ってしまいます。

5. ゆっくり呼吸する

緊張状態(交感神経優位)のとき…浅い呼吸になりがち
リラックス(副交感神経優位)しているとき…ゆったり深い呼吸に

ストレスや緊張したときほど、意識して深呼吸してみましょう。
なるだけ息を口から吐ききってから、ゆっくり鼻から吸い込み、またなるべく息を吐ききって、ゆっくり吸い込み…を繰り返していくと、徐々に深い呼吸になってきます。

心心

6. 全ては経験しているだけ…と俯瞰的に自分を観る習慣をつける
人生に起きることは、すべてひとつの“経験”です。
何かよくないことが起きたり、または「わるいことが起きるのでは…?」と不安や恐れが生じた時には、まず現実にできる必要な手をきちんと打って、あとはいったん考えることはストップしましょう。
必要以上に物事を膨らませて考えないことです。
ネガティブな想像(妄想)の世界に入りかけたら、自分で思考に「NO」と言って、そうした脳の回路は閉じるように意識づけましょう。

さらに、心をしなやかに豊かな人生を送るために、以下の点もヒントにしてみてください。

7. 好奇心を持ち続ける

8. ワクワクする心、楽しむ心を大切に

9. 自分の“闇”の部分から逃げず、ありのままの自分をみていく

10. 周りのもの(生物だけでなく物にも)に対して愛の心をもつ。感謝し大切にする

11. 自然に心を向けて波長を合わせる(海、山、木、風…etc.)

12. 自分の好きなことに没入する

13. 「年だから…」と自分に言い訳しない

14. 自分らしく、その自分を日々さらに進化させる

15. よいものはすぐに受け入れる柔軟な心をもつ