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兵庫県芦屋市大原町11番24-203号 / JR芦屋駅 北側 徒歩3分

院長挨拶|松本有記クリニック 漢方専門医院 兵庫県芦屋市

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院長紹介

ごあいさつ

ごあいさつ

松本有記クリニックも2023年で31周年を迎えました。

奥の深い漢方の世界でしたが、やり続けたお陰で最近ではきちんと結果を出せるようになりました。
私自身、何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康になることをずっと追及してきました。
病気には必ず原因があり、症状を単純に取ってしまうだけではなく、本人も気付いていない、見えていない部分も治療をして、初めて根本治療と言えます。
病気を治療していく方法として、まずは食物、睡眠などの生活習慣を見直し、また自分自身に合った漢方を服用したり、メディカルストレッチなどをすることで、改善に向かわせていきます。
また、『一病息災』という言葉があるように、そういった治療をすることで、病気になる前より健康度が上がり、結果「他の色々な部分も連鎖的に良くなった」というお声も患者様から多々いただいております。
当院では約400種類の漢方薬(生薬、粉薬)をお一人おひとりの症状に合わせて選び抜き、その方個人の完全オリジナルのオーダーメイド漢方薬を処方させていただき、「より良い結果」、「根本治療をすること」を前提にした治療に取り組んでおります。

クリニックに来られる方が元気になって、楽しく、幸せに生きる――
 そんな方々が一人でも多く増えてもらえるよう、お手伝いしていきたいと思い、診療しております。

略歴

京都薬科大学卒業
神戸大学医学部卒業
兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)
県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)
尼崎永仁会病院漢方専門外来
松本有記クリニック院長

著書紹介

睡眠障害の9割を改善した女性漢方医が教える上質な眠り

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姿勢とストレッチでこんなに変わる! 健康で若々しくなる秘訣

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こうすれば健康になる!―女性漢方医が自ら実践して辿り着いた

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―女性漢方医が自ら実践して辿り着いた

手術は最後の手段。“あなたをよくするのはあなた自身!”漢方と生活改善で病気は治せる。

定価 1,400円+税 / ルック / 2012.9.

紹介ページ

院長の過去のコラム

院長の「ここから」エッセイを 掲載しています。

見出しをクリックすると、表示/非表示が切り替わります。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #13(2011.6)

1年間の連載を通して四季の変化に応じての過ごし方を述べてきました。 夏は火で冬は水に象徴されます。よく水をたくさん飲めば良いと思っている人がいますが、 植物と同じで冬は控え目に夏はたくさん必要になります。時に頭で決めると間違える事があります。 当然、個人差がありますから、たくさん水分のいる人とそうでない人があります。 体の声に耳を傾ける様にしましょう。感性を磨いて体の発する声を聴けるようになりましょう。 ちなみに私は昔はとても疲れ易くエネルギーが低かったのでそんなに水分を必要としませんでしたが、 最近はよく摂れるようになりました。それだけ元気になったと言えます。 元気だと代謝が活発でその分水分がいる訳です。口から入れる物はたとえ水分でもそれを消化して 尿を作る迄に内臓に仕事をさせています。なので必要以上に摂る事は体に負担をかけています。 食物も然りで食べ過ぎに注意し、毒素(添加物などの化学物質や化学薬品、アルコール)を摂らない様、 注意しましょう。体は解毒するという仕事を余分に課せられます。弱い人は特に口から入れる物は 考慮して下さい。
日々私達は選択の連続です。体にプラスの物とプラスの物があり、各々をトータルして綱引きを しています。食物、飲物、空気、水、土地の場のエネルギー、電磁波、休養、サプリ薬品等全て 体に影響を及ぼしています。
又、経皮毒といって皮膚から毒素が入ってきます。界面活性剤は要注意です。せっかく外界から 守っている皮膚のバリアーを壊してしまいます。
洗い過ぎは私達を守ってくれている皮膚の常在菌をなくしてしまいます。自然系のものを使って、 又洗いすぎに注意しましょう。お肌が乾燥してガサガサしているとよくないので、潤いを保てるように 手入れをしましょう。

もうひとつ健康ゾーン内をキープする為に不可欠なものに正しい姿勢があります。 体の歪みは様々な病気の因になります。正しい姿勢を維持する為には筋力が必要です。 私のところで行っているストレッチ指導では、まず体の歪みを正してからダンベルを使って 筋トレをします。人間は2本足で立っている以上、下肢を鍛え、胴体を上に引き上げる胴体力が必要です。 歳と共に筋力は衰えて行くので重力に逆らって真っ直ぐ立てるだけの筋力をつけましょう。

最後に体の自然治癒力を上げるのには、楽しい事が大切です。自分に課せられたものは 必要だから来ている…といつもそう思って処してきました。そして出来る限り楽しみながら 生きてきました。自己の良き管理者になって人生をエンジョイして下さい。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #12(2011.5)

「天災は忘れた頃にやってくる…」という言葉がありますが、東北地方太平洋沖地震と津波、 またそれに伴う原発の事故は、私達日本人にとって、戦後最大の試練かも知れません。 16年前の阪神大震災の時は、私は芦屋に居ました。強烈な揺れで台所は食器棚も倒れ、 中に入れない全壊状態でした。全てのライフラインが止まり、都市機能が全く動かない状態でしたが、 幸い大阪から救援物資が程無くして入ってきましたし、他の家財道具は無事だったので、 今回の被災された方々の惨状を見ると自分達は恵まれていたと思います。 ただ3ヶ月間水が出なかったので、水の有難さを痛感し、今も水は大切に使っています。 水やお湯を使える有難さは、失って分かるのですね。ちょうど「病気になって分る健康の有難さ」と 同じですね。私達は日々生活するのにこんなにも恵まれているのに、あまりにもそれが当たり前に なってしまっているかもしれません。生きているとすぐ不平不満が出てきますが、 時に原点に戻って「お風呂に入れる幸せ」「食物に恵まれている幸せ」「暖かい寝床で眠れる幸せ」 をかみしめて、『何て自分は恵まれているのだろう』と感謝しましょう。 “幸せ”って心の感じ方かも知れませんね。

せっかくこの世に生まれて来たのだから、自分と向き合って「どんな自分になりたいか」 自分の生きるテーマを見つけましょう。自分をその方向に向ってクリエイトしていくと、 人生は歳を取るほど妙味が出てくるし、楽しくなると思います。そのためには身体を健康に キープしておく事が不可欠です。正しい姿勢は健康にも良いし、傍から見ててもきれいです。 気の流れも良くなりスッキリします。良い姿勢をキープするための筋力も付けるよう努力しましょう。 今回の原発の放射能汚染は私達全ての問題だと思います。大気だけでなく食物、水と 多かれ少なかれ誰でも放射能汚染されると考えられます。放射能をちょっと位浴びても大丈夫な 身体を作っておきましょう。その対策として、
① 入浴をする事 ② 良い水を摂る事 ③ 発酵食品を多く摂る事(味噌とか麹、酒粕とか)  ④ 野菜、果実(摂り過ぎに注意)、海藻を多く摂る事  ⑤ 酸性食品(肉類、砂糖の入った甘い物、酒やコーヒーなどの嗜好品など)を控え気味にする事  ⑥ 雨にぬれない事 ⑦ 界面活性剤をなるだけ使わないようにする事(私は身体を洗うのに粘土(泥パックの様なもの)を使ったりします)  ⑧ 愛と感謝の気持ちをもつ事(体内の水がきれくなります)
少しでも自分で出来ることをして、放射能の害を減らしていきましょう。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #11(2011.4)

今は春真っ盛り。春は陰(冬)から陽(夏)への移行期で陽が昇ってくる朝に相当した方角では 東にあたります。春は冬の間じっと眠っていたのが起き出して表に出てくる時です。 木は木の芽を出し、虫は啓蟄(けいちつ)と言って地中から地表に出て来ます。 冬の眠りから目覚め、活動し始める時で誠(まさ)に“始まり”の時です。 日本は新学期が春から始まるのは、自然のサイクルと一致していますね。 色では青で、「青年」とか「まだお尻が青い」とかの表現はまだ熟す前の状態を表しています。 内臓では“肝”に相当し、春は肝が旺じるのでイライラし易くなります。

如何に爽やかな朝を迎えられるかは夜に良く眠れたかどうかによるように、 元気に春を迎えられるかは冬に精を貯えてきたかによります。 (精は腎に貯え、良質の睡眠や休養を充分とっていると精が蓄えられます)漢方的には “春は風(フウ)”を生じ易くなります。風は今迄無かった事が起こってくることで丁度、 木が風に揺れているイメージです。昔は脳溢血を“中風(ちゅうふう)”と呼んでいました。 具体的にはフワフワする感じやめまいや気持ちが不安定になるとか皮膚に炎症が出易くなる とかになります。誠(まさ)に病気も奥に潜んでたのが表に出てくる感じです。 なので折角、寒い冬が終わり嬉しい筈の春の到来も心身的には難しい季節かも知れません。 “春は雪解け水”なので身体の水の代謝が悪くなりがちです。冷たい飲み物を控えましょう。 お腹が冷えると肺(鼻も含みます)を暖めるエネルギーを充分送れなくなります。 肺が冷えると鼻水や痰を生じ易くなります。大体アレルギーで鼻水が出るのは朝に多くなるので 春に鼻水を出し易くなります。(花粉症の主症状の一つは鼻水です)
花粉症対策としては 、
① 食べたり飲んだりを控え気味にする(必要以上に食べてお腹に負荷をかけないことが大切です)
② 冷たい飲食を控える
③ 肺系を暖める(漢方を服用するか背骨の肩甲骨の間辺りにホカロンをして暖める)
④ 手足の冷える人は腰を暖める(漢方を服用するか、ウエスト辺りの脊骨にホカロンをする)
⑤ 掃除をする。(ほこりがアレルギーを悪化させます)
⑥ 針葉樹を減らし、広葉樹を増やす…これは国の問題ですね!四季の変化に応じて 反応してるのは、自然界だけではなく人間も同じです。 私は陽差しがキラキラして新緑のきれいな生命の息吹きを感じる5月が大好きです。 平素から体調を整えておいて、四季折々の良さを味わえるようにしましょう。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #10(2011.3)

私達の身体は、生まれた時はまっさらでも、生きれば生きる程、壊れていっています。 血管は一日一日と動脈硬化に向かっていきます(パイプと同じで使っていくとだんだん 汚れていきます)。

転んだり、落ちたり、ぶつかったり、左右不均等の体の使い方をしたりしても、 左右のバランスが崩れたり、捻り(ねじり)が入ったりと、日々の生活で少しずつ歪みを生じて 行きます。また現代人は坐って仕事をする事が多く、足腰が弱り、前屈みで丸背になりやすく なります。丸背は見た目にも美しくないばかりか、実際、脊柱の歪みを生じたり、 首が前屈みになる事で首から胸にかけてのリンパの流れが悪くなります。 人によっては内耳がつまりやすくなり、めまいの原因になりますし、胸のリンパの停滞だと 乳癌になりやすくなります。肋骨の間を押してみて痛い時は流れが滞っているサインです。 肩甲骨を柔軟にして、胸を開くようにし、肩もよく動かしてストレッチして押しても 痛くならないように直しておきましょう。

ちなみに乳癌は検査して発見される大きさになるまで、平均15年かかると言われています。 決して早期発見ではありませんね。なので、こうして押して痛いのを放っておかず、 すぐ手を打って流れを良くしましょう。私は週に2回は、直接ストレッチ指導を 行っていますのでよく分かりますが、大抵の人達は最初は鎖骨の下の乳房の上の方を押すと 痛がりますが、胸を開き、肩甲骨を後ろへひっぱる(そらないようにして下さい。 腰を痛めてしまいます。)上肢を挙げ、下肢の付け根から体側を伸ばしていき、同時に痛い所を ほぐしてあげると大概はすぐに良くなってきます。ちょっとした事ですが、 日々ケアをするか否かで、時間がたつと大きな違いが出てきます。ただ大切なのは、 胸を正しく開くためには、骨盤を前後左右に歪めないで真っ直ぐに引きあげ、 同時にお腹からみぞおちを上に引きあげる「胴体力」のような筋力が必要です。 そのためには実は脚力も大切になります。また足の向きが歪んでいても、着地した時に 歪んでしまいます。そうすると、脚が歪み、脚が歪むと骨盤が歪んでしまいます。 今まで迄使ってきた体の癖も直していかないと一ヶ所が違う向きを向いてるとそれにつられて 連鎖的に他の所も歪んできますので、身体の関節を正位置にして、それを維持する筋力をつける… という日々のメンテナンスが必要になります。面倒臭い様ですが、ちょっとしたケアで 大きな差になっていきますので、ぜひ心掛けて下さい。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #9(2011.2)

今は一番陽の気の少ない時。まさに冬眠で象徴されるように停止の時です。 木も葉を落とし、昆虫は殆ど地上から姿を消してしまいます。冬は一日でいうと夜に相当し、 方角でいうと北になります。私達は文明の利器を使って、夜は明るく冬は暖かくして 暮らしていますが、やはり人間も自然体の一部なので自然の摂理を無視出来ません。

そう考えると冬は長く眠る事が肝要です。眠ると陰を蓄える事が出来ます。 漢方でいう陰とはエネルギーの元になるもので、陰があるから陽が生まれます。 ずーっと活動しっぱなしだとエネルギーを使い果たしてしまい、充電(休養)が必要です。 正にそれが陰を蓄えるという事です。たっぷり休養をとった後は元気に動けるでしょう。 充電する時は夜であり冬なのです。漢方的には冬は腎にエネルギーを貯める時です。
漢方で言う腎とは、尿を司る以外に脳の働きや生殖機能を含めた各種ホルモンの働きや骨を しっかりさせる作用があると言われてますが、近年医学が進んだお陰でそれらが証明されて きています。樹は地上部分と同じ位、地下に根をはっています。地上部分は陽(ひ)が あたるので“陽”、地下は“陰”です。根がしっかりはってないと地上に出てる樹は 栄養も吸い上げられず又風が吹くと倒れ易くなります。腎は樹の根に相当し、 私達の身体の土台部分と考えられます。腎の弱い人は長く立ってると弱ります。 実際に眠らなくてもちょっと横になるだけで、腎の働きがよくなります (水平になる事で腎血流がアップするのでしょう)。
私はアンチエイジングの鍵を握っているのは補腎することだと思っています。 補腎にも腎の陰を補うか腎の陽を補うかで違いますが、腎の陰を補うと体の潤いをふやして くれます(老化は潤いが減って、細胞から水分が抜けて枯れてくることです)。 腎陰をふやす代表は地黄で六味丸や八味丸、瓊玉膏などがあります。(水ではありません!)
ただ六味丸や八味丸などは胃に負担になるので、胃の弱い人は注意が必要です。 腎陽を補うのは杜仲や肉?蓉や鹿茸などいろいろありますが、とても効果があるのに残念ながら 一般に普及していません。普段から疲れ易く、すぐ横になりたくなる人にはおすすめです。 ただ漢方は単品だけで使う事はほぼありません。(例えば朝鮮人参だけを飲み続けると 弊害があります)陰陽のバランスを考えて、上手に自分の身体ケアーをして行きましょう。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #8(2011.1)

波動という言葉を最近よく耳にするようになりました。フラワーエッセンスやホメオパシーや 音響療法は、まさにこの波動を使った治療法と言えます。全ての生物や物には、各々特有の 波動があります。何故、波動を使って治療出来るかというと、自分もその波動に共鳴するからです。 例えば、音叉を鳴らして鳴っていない音叉に近づけるとその音叉が鳴り出します。 共鳴して同じように振動し出したからです。元気な人と接すると元気になりますが、病院とかに 行くと重くなります。私達は気付かぬうちに、いろいろな波動の影響を受けています。 出来る事なら気持ちの良い所や元気になる所に行きましょう。食材や水も同様です。 よく「口に入れる物がその人を作る」といいますが、出来るだけ波動の良い食材や水を摂りましょう。 波動が良いとはエネルギーが高いと同じなので、私達の身体や心も元気になります。 少し注意して生活していると、だんだんと体が敏感になってきて、体に良い物とそうでない物が 分かるようになってきます。
宇宙は全て波動であり、スパイラルな動きをしています。私達の身体も「小宇宙」と いわれるように宇宙の法則に則って、身体が作られています。例えば、呼吸は単に肺に酸素を 与えるだけでなく、体に波をおこしています。横隔膜を上下させ、胸膈を大きく膨らませたり 狭めたりして圧を変え、体の隅々に空気を送っています。東洋医学には「肺・大腸」は表裏の 関係と言われていますが、肺がおこす呼吸の波が、大腸のぜん動の波と連動してると考えられて います。なので便秘の人は、体をよく動かして胸膈を柔軟にして、腸の動きをよくする事が大切です。 昔から“生き急ぐ”という言葉がありますが、“息急ぐ”とも言えます。 即ち、浅く速い呼吸をしてると寿命が短くなると悟しています。緊張すると息をつめたり 浅い呼吸になりますが、これは交感神経優位になり、血圧が上がり易くなります。 なるだけ深くゆっくりとした呼吸をしましょう。でもその為には、胸膈に柔軟性が必要です。 肋骨の間の肋間筋や肩甲骨や横隔膜などをよく動かして、深い呼吸をするようにしましょう。 その為にストレッチをして、しなやかな身体を作りましょう。
そして何か緊張する事があっても大きく息を吐いて、ストレスが身体に貯まらないよう心掛けましょう。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #7(2010.12)

今回、久し振りにひどい風邪をひいてしまいました。事の発端は東京診療で(最近は 1ヶ月に1回、中目黒で診療しています)1日目の夜、中華料理を食べ過ぎてしまった事に あります。1人ずつお皿に取り分けてくれたので、自分の持ち分を完食した事と、 とても美味しかった事と最後に名物の杏仁豆腐を1人前を食べ過ぎてるよ~というお腹の警告を 無視して平らげてしまった事です。その夜、ホテルで寝る時にお腹が重くはって、 動いてない感があり、まずいとは思いながら寝てしまいました。翌朝、早くからくしゃみ鼻水で 眼が覚め、鼻をかんでもかんでも止まる気配がありません。朝食はお腹がすいてないので 簡単にすませ、2日目の東京診療をスタートしました。そんなに疲れてる感はなく、 あの風邪独特の気だるさもないのですが、ただ鼻水だけが止まりません。 鼻水が止まらないのでだんだん弱ってきたのか眼はショボショボし始め、喉が少しずつヒリヒリと 痛み始めました。帰りの新幹線では買ったお弁当もお茶も手つかずのまま…かなり弱ってきて、 夜遅く家に着いた時は膝はガクガクし、頭痛・発熱があり、すごい気だるさでスッカリ ひどい風邪が成立していました。何故…?ここ数年風邪らしい風邪はひいてなく、ひきかけても それにあった漢方の風邪薬ですぐ治ってしまいます。今回これ程、ひどくなったのは、 ① 手元に漢方がなくすぐに手を打てなかった事、② 新幹線という電磁波の強い環境で身体に 負担だった事。でも一番の原因は、③ 食べ過ぎで脾を困らせた事(漢方でいう脾は消化を司る所で 食物を消化してエネルギーに変え、肺(鼻)や全身にそのエネルギーを送っています。)
“脾は湿を悪む(にくむ)”で食べ過ぎや水分の摂り過ぎで弱ります。
鼻でエネルギー不足が起こり、水の運化が出来なくなり鼻から水があふれ出し、その異常状態が 続いた結果、鼻粘膜の局所免疫が弱り、大した菌でもなくとも体の防衛の方が弱った為、 菌が体内奥に侵入して風邪症状を引き起こしたと考えられます。
元々鼻の弱い私は体調が落ちるとすぐに鼻の調子が悪くなっていました。 又やはり元々弱かった脾と胃を弱らせない為に食の内容や量にはいつも気を遣っていました。 ただ最近体調が良かったので行けるかもと自分を過信していました。大元の体質は大きくは 変わらないのだと反省し、自粛モードになりました。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #6(2010.11)

二度と昔のような体調の悪い状態には戻りたくないという思いから、いつの間にかすごい 健康マニアになってしまいました。まさに趣味と仕事が一致した感じで、毎日体に気を遣って 生活しています。そんな私の生活のひとこまを紹介します。

1. 朝起きたらまず顔をさっと洗って、犬を連れて散歩に出ます。幸い私の家は山間の中に あるので、緑を見ながら朝の新鮮な空気を胸一杯吸い、軽いストレッチをしながら歩きます。 空の色や気温の変化や風などを直接肌で感じるこのひとときは、自然と向かい合える貴重な時間です。 聞く所によると、朝は10時迄の太陽光線を浴びると良いそうです。昨今、オゾン層の破壊で 紫外線の害が強調されていますが、太陽は私達にエネルギーをもたらしてくれるので、 短時間でいいので全身に浴びて、生命のエネルギーを高めましょう。

2. 朝食は定型で、人参ジュースと食パン1枚とハーブティーです。人参ジュースは有機の 人参を2~3本にレモンなどを足してジューサーで作ります。フレッシュなので身体にもよく 美味です。食パンは国産小麦粉で天然酵母のを食べています。それと、ウドズ・オイルブレンドと、 その上から愛用の黒ゴマのクリームや瓊玉膏(けいぎょくこう:いわゆる食べる漢方薬で、 潤い作用のある生薬を水を加えず蜂蜜で練って作ってあります)をべっとりと塗ります。 秋は秋燥といって乾燥し易いので潤い成分が必要です。秋からは潤いのあるのを食して、 冬の寒い乾燥の季節に備えていきます。以前は朝食にコーヒーや紅茶を飲んでいたのですが、 今は胃に優しいハーブティーに変えました。コーヒーや紅茶などのカフェインの入った 刺激のある飲み物は、交感神経を刺激してシャキッとさせるのですが、その分、 胃にこたえますので、摂り過ぎに注意です。

私達の身体を作っているのは食物と水、空気です。口から入れるのは出来るだけ添加物がなく、 良い食材の物を選びましょう。良い水、良い空気も同様にとても重要です。 プラスの物をバランス良く摂る事が健康をキープする上の第一歩だと思いますので、 出来る限り良いものをとって下さい。 <>

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #5(2010.10)

季節は巡る・・・で、あれだけ暑かった夏も収束し、さわやかな秋の気配になってきました。 秋は一年のうちで一番楽な季節です。昔から『柿が赤くなれば、医者が青くなる』と 言われるくらい、秋は体にとっては一番過ごし易い時です。
秋は収穫の時で、夏の間にせっせと働いて作ったものが実を結び、収穫して寒い冬に備える時です。 一日で言うと夕方にあたり、人生で言うと、黄昏時(壮年~初老)、いわゆる陽(夏・昼)から 陰(冬・夜)への移行の時です。
陽から陰へは移行が楽で、陰から陽への春や朝の変わりにくさに比べて対照的です。
ただ、『天高く馬肥ゆる秋』で、油断すると食べ過ぎて太ってしまいます。 私も昔は食べ過ぎたり、スナック菓子を食べたりして後悔した事もありましたが、 最近は殆どなくなりました。
私がモットーにしているのは「体を飢えさせない」事で、栄養がちゃんと摂れていないと どんなダイエットをしようと思っても本能の方が強く、食べてしまいます。
栄養があるというのは、カロリーより「ビタミン」や「ミネラル」が充分あるということです。 肝臓や腎臓に負担をかける人工の添加物の入ったものを避け、ミネラルを奪う砂糖の代わりに 蜂蜜やメープルシロップや黒砂糖を使い、海藻や有機野菜を多く摂りましょう。 私は正しく飼育された鶏肉はいただきますが、蛋白質は大豆類や魚からなるべく摂るように しています。ちなみに乳製品はほとんど殆どとりません。カルシウムは海藻や小魚で 十分補われていると思います。
忙しくしていますが、遅く帰宅してもバランスの良い料理だと胃にもたれることもないし、 太ることもありません。
ちなみに私は電子レンジは使いません。栄養価を逃さず簡単にできる蒸し料理を愛用しています。 妙に白いものが欲しくなったり、スナック菓子を食べたくなるのは体の栄養バランスが 取れていないため、満腹中枢が正しく作動していないからです。良い食材でバランスの良い食事を していると体内で代謝がスムーズに行われるので食欲もバランスがとれ、体調が良くなっていきます。 まさに『命は食にあり』ですね。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #4(2010.9)

この前、知人から週刊現代の「長生きしたければ病院に行くな」という記事のコピーを貰いました。
内容は余計な検査は受けない方が良い、病気を作るだけだからというもので、人間ドックや 検査そのものの矛盾が大学の教授達のコメントと共に述べられていました。
要約すると、
① がん検診などの検査を定期的に受けても寿命は伸びない。それどころか寿命を 縮めるという結果も出ている。
② 人間ドックの検査による被爆線量が多い為に二次がんになりやすい。
③ 腫瘍にも種類があり、そのまま放っておいても進行しないのも数多くある。 その根拠となる細胞診の病理判定も主観に頼るところが多く、必ずしも科学的でない。
④ がんの生検により傷を作ったり、カメラで粘膜を傷めてしまうなど身体への負担がかかる。
⑤ 日本はCTやMRIとかの高価な機器を備えた病院が多く、稼働させないと経営が立ち行かなくなる…
といった内容で、「病院で検査を受けていれば安心」という考えは幻想である、と結んでいます。
検査はオールマイティとはいえないし、例えば、すごく疲れ易いとか冷え症であるとは検査には 出ません。血液検査も体の一部の異常しかチェックできません。なので、検査で異常が 出ないからといって正常とは言えないのです 。
若い頃、私は毎日とても疲れ易く、腎臓の辺りがだるくなり、立っているのがつらく、 すぐに横になりたくなるといった症状が続いていました。22歳の時、腎臓が悪いに違いないと 思い、近くのクリニックを受診しましたが、「どこも悪くない」と言われ、ショックを受けたのを 覚えています。こんなに調子が悪いのに…!? 今思うと、漢方学的には全て説明がつくし、 簡単に治せたのですが…。体調が悪い時、検査で異常が出なくても、何かがうまくいってないと 身体が教えているので、何らかの手を打って治してあげましょう。
検査を鵜呑みにせず、日々自分の身体の声に耳を傾け、自分の身体の良き管理者になって 健やかな毎日を送りましょう。

※ 漢方で、六腑(ろっぷ)の一つ

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #3(2010.8)

今は一年のうちで一番「陽の気」が強い時で、体の中のエネルギーは外に向かっている時です。 自然をみても、草はぐんぐん成長し、木は新緑をいっぱいにつけて茂り、昆虫達は忙しく 動き回っています。人間も自然の一部なので、四季を敏感に感じ取り、無意識のうちに季節に 応じて身体は反応して変化しています。夏は体内から、体外に向かってエネルギー (陽の気のこと。漢方的には火とか熱とかいう)が一番溢れる時なので、うまくその熱を 発散させてあげる事が大切です。朝は早く起き、身体をよく動かし、程良く汗をかくこと。 そうすることで体内の熱エネルギーをうまく発散できます。
ところがクーラーの効いた部屋にいて、冷たい飲み物や体を冷やす食物をとっていると、 外と内から体を冷やしてしまい、熱を発散させにくくなってしまいます。 昔から、夏はお腹を冷やさないように注意しましょう、というのは格言です。
水分は摂れば摂る程良いと思っている人がよくいらっしゃいますが、そんなことはありません。 必要なだけの水分を摂ることが、最も体に負荷をかけません。摂り過ぎは、水分を消化して 尿を作るのに関わっている各種臓器に負担をかけてしまいます。胃や腸や肺や三焦(さんしょう)※や 腎や膀胱などが働いて、初めて皮膚から水を気化して蒸散させたり、尿として体外へ排出できます。 必要以上にたくさん摂ることは体に余分な仕事をさせ、水毒(水滞)の原因をつくってしまうので 要注意です。冷たいものは、特に胃はそれを温めるという仕事をさせられるので、その分負荷が 大きくなってしまいます。
もちろん夏は一年のうちで一番水分を多く必要とする時なので、多く摂っていいのですが、 摂り過ぎは体を重くする原因になります。また摂るなら「良い水」をとりましょう。 体にとって水分は60~70%を占め、あらゆる栄養を運ぶので、老廃物を取り去る働きは 当然良い水のほうが優れています。また、身体を生命エネルギーという観点からみた時も、 浄化力が違ってくるので、良い水は不可欠だと思います。
人間も自然の一部ですので、四季に逆らわず、夏は夏らしく生活しましょう。 それが自然にも逆らわない、体の良き管理にもつながります。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #2(2010.7)

体は互いに連動し、助け合っているもの。
鼻炎だから鼻だけをみるという見方をしません。
長く患っているなら、腎を補うと良いでしょう。

ひと口に漢方といっても、治療には症状を取る事に重きをおいた「対症療法」と、体全体を 良くしていく「根治療法」とがあります。例えば鼻炎で鼻水が出る場合、 小青(しょうせい)竜(りゅう)湯(とう)などの漢方で鼻のエネルギーを上げて治すやり方は 即効性がありますが、人によっては胃の調子が悪くなったり、だんだん効かなくなってくる事が あります。その理由は胃や脾(消化を司る)が弱ってくると、飲食物を充分消化出来ず、 肺(鼻)に送るエネルギーが下がり、水の運化が悪くなり、鼻から水を出す因となるからです。
そういう時は、お腹のエネルギーを上げる漢方を同時に飲むとうまくいきます。 冷たい飲み物や食べ物をたくさん摂ると、お腹は冷えてしまい、エネルギーが下がってしまうので 要注意です。この様に体は互いに連動しており、助け合っているので、鼻炎だから鼻だけを みるという見方をしません。お腹だけでなく、腎の気を上げる漢方も大切です。腎とは腎臓以外に 脊髄や脳やホルモンなど多くを含みますが、一口で言うと土台(根)と考えられます。 腎が弱ると疲れ易く、根気がなくなるだけでなく、いろんな症状が長引き簡単に治らなくなるので、 鼻炎に限らず長くトラブルがある人は腎を補うと良いでしょう。この様に根治療法をすると、 鼻だけでなく体全体の調子が良くなります。

ここから ~ こころとからだの健やか通信 ~ #1(2010.6)

体人生を諦めかけていた22歳・・・。10年遅れて医大へ。
自分自身の心と体に問いかけながら、行きついたのが漢方でした。

漢方の世界に入って早20数年…。漢方の世界は奥が深く、探求心の旺盛な私にはこれほど 自分にあった学問はないと思うくらい、今も楽しく興味尽きる事なく、やり続けています。 何故、私が漢方をやるようになったかと言いますと、13歳くらいから疲れ易くなり、やる気も 起きず、10代20代は暗い重い時が続きました。1日の内で元気な時が2時間くらい。 後はいつも出来たら寝ていたい位でした。しかも16歳の時、3mからの水泳飛び込みで 項(うなじ)を強打、その後遺症が出てきたのが22歳、強烈な肩こりで遂に下を向けなくなり、 人生を諦めていた所、母(薬局を経営、漢方を勉強し始めていた)がくれた、 蛭(ひる)や虻(あぶ)の入った駆?(お)血(けつ)剤が劇的に効き、その頃ふと医学部を受験しようと 啓示のように閃き、1年間予備校に行き、奇蹟的に合格、10年遅れての入学。

医師になって、さぁ自分の鼻炎(花粉の時は最悪にひどい)や風邪をひき易い (一旦ひくと治癒に1ヶ月かかる)体質を治そうと様々な薬やサプリを試した揚句、 行きついたのが漢方でした。

過去のセミナー情報

◇Dr.YUKI’sストレッチセラピーのパンフレットです(2017年)

過去のセミナー情報
過去のセミナー情報

◇過去に開催された「“本当の健康を知る”セミナー」 ~漢方の世界~ の情報です(2012年~2014年)

松本院長よりコメント

自分自身の体調をよくするため、いろいろなものを試して参りました。
西洋医学では本当に満足できる結果が出なかった経験があったので、漢方を知ることになり、そして東洋医学の世界に辿り着きました。
全ての幸せは、『健康』がベースです。
日常、なかなかご自身の体を管理することが難しいと思いますが、身体と正しく向き合っていくことで、病気や症状など身体からのサインや、また心からのサインにも気付くことができます。
季節に合わせた過ごし方、食べ物について、いうなれば、日常に関わるもの全てに対し、『身体を正しく管理する』ということ全般について、お話させて頂き、日々の生活に役立てて頂きたいと思います。

過去のセミナー情報

2012.4.29(日) 東京 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
会場 TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター
2012.5.27(日) 広島 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
会場 広島県立総合体育館・中会議室
2012.6.24(日) 大阪 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
会場 ハービスPLAZA 5階
2012.7.15(日) 名古屋 受付時間 13:25  講演 13:45~16:15
会場 ウインクあいち
2012.8.26(日) 東京 受付時間 13:25  講演 13:45~16:15
会場 東京国際フォーラム
2012.9.9(日) 福岡 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
会場 リファレンス駅東ビル 貸会議室
2012.10.28(日) 名古屋 受付時間 13:10  講演 13:30~16:15
会場 ウインクあいち
2012.11.18(日) 大阪 受付時間 13:10  講演 13:30~16:15
ハービスENT 貸会議室(オフィスタワー9階)
2012.12.2(日) 仙台 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
会場 仙台青葉カルチャーセンター 4階 403号室
2013.1.27(日) 東京 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
TKP東京駅京橋ビジネスセンター
カンファレンスルーム4C
2013.2.24(日) 名古屋 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
名駅・菱信ビル 306A
2013.3.24(日) 大阪 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
ハービス PLAZA ENT 9階 1・2号室
2013.4.28(日) 東京 受付時間 13:00  講演 13:30~16:00
東京国際フォーラム ガラス棟G502
2013.5.19(日) 広島 受付時間 12:30  講演 13:00~16:00
RCC文化センター 6階 会議室601
2013.6.23(日) 大阪 受付時間 12:30  講演 13:00~16:00
ハービス PLAZA ENT 9階 1・2号室
2013.7.28(日) 東北 受付時間 12:30  講演 13:00~16:00
仙台青葉カルチャーセンター 4階 403会議室
2013.8.25(日) 福岡 受付時間 12:30  講演 13:00~16:00
福岡県福岡市/福岡センタービル会議室
2013.9.22(日) 愛知 受付時間 13:00  講演 13:30~16:30
愛知県名古屋市/ウインクあいち
2013.10.27(日) 東京 受付時間 13:00  講演 13:30~16:30
東京都千代田区/東京国際フォーラム
2013.11.10(日) 大阪 受付時間 13:00  講演 13:30~16:30
大阪府大阪市/ティーオージー
2014.6.22(日) 大阪 受付時間 12:30  講演 13:00~16:00
  大阪府大阪市/ティーオージー
2014.9.28(日) 愛知 受付時間 13:00  講演 13:30~16:30
  愛知県名古屋市/ウインクあいち
2014.10.12(日) 東京 受付時間 13:00  講演 13:30~16:30
  東京都港区/新橋ビジネスフォーラム

漢方製茶 天麻茶(あまちゃ)

天麻茶(あまちゃ)とは?

天麻茶は美と健康のために開発した東洋のハーブティーです。
毎日飲むものだからこそ、成分や配合にこだわりました。身体によくて美味しくて飲みやすい漢方ブレンド茶です。

天麻茶(あまちゃ)とは?

※40g(2g×20包)の販売は終了致しました

◆ 様々な効能を持つ薬草をバランス良く配合しました。◆

蓮葉(はすのは)

ハスの花は昔からお釈迦様の花として有名です。ハスの土の中の部分は蓮根として食されています。
ハスの実の部分は蓮肉といって漢方では気と体を補う薬としてよく使われています。
ハスの葉は楊貴妃がお茶として美容のために愛飲していたといわれるように余分な水分をデトックスして、新陳代謝を促進してスリムになるのを助けます。

羅布麻(らふま)

中国、ヨーロッパ、アジアの温帯に自生する多年草です。葉は薬草あるいは飲用に用いられ、羅布麻茶(ヤンロン茶とも呼ばれています)には血液の「鎮」を取る働きがあります。
血液をサラサラにして血の巡りを良くし、血圧を下げたり水分の排泄を促進したりするほか、セロトニンを増やす効果により心のバランスを整える作用もあります。

桑葉(くわのは)

朝鮮半島の原産で、日本では古くから天の虫である蚕の養蚕に広く使われてきました。
最近ではミネラルが豊富で青汁として使用されています。
漢方としては、風邪の初期症状である のどの痛み・眼の充血などに効き、神経を落ち着かせるなどの効果もあります。